CANON EF28〜135mmF3.5〜5.6ISレンズの描写について

はじめに

キャノンから発売されているIS(イメージスタビライザー)レンズは
手ぶれ防止の観点から全くすばらしいレンズです。
今回はそれを試写する機会に恵まれましたため考察したいと思います。

使用機材

キャノン EOS7
EF28〜135mmF3.5〜F5.6IS
コニカクローム森羅

撮影方法

画面中央ネズミ色の照明を被写体に見立てて約2mの距離を取り焦点距離を28mm、50mm、135mm
の3種類にて撮影した。絞りは開放絞りから順に変化させた。

焦点距離 28mm

50mmの時

焦点距離 135mmの時

歪曲収差

 28mm(樽型)
 50mm(糸巻き型)
 135mm(糸巻き型)

推定良像範囲(黄色い線の内側ですが、大変おおざっぱです、ご注意)
 28mm
 50mm
 135mm

撮影結果

8mm時
開放絞りでは周辺光量の減光が多いです。F8程度まで絞り込むと感じなくなります。
歪曲収差は樽型で、若干気になります。
後ろのボケは左側のみですが流れるようなボケ味です。(非点収差でしょうか?)
暴れるようなボケにも感じます。F8程度で消えます。
フォーカスのあっている場所ははっきりとせず絞っても改善されないようです。
開放から使うのは一寸怖いです。1段くらい絞った方が良いような気がしますがどうでしょう?

50mm時
開放では画面全体に一寸にごりのような物が生じます。
この焦点距離でも画面左側は流れるようなボケを生じます。
F5.6まで絞ることで完全に実用になります。
シャープ感は乏しいようです。

135mm時
開放では若干フレアらしき物も生じますが気になる程ではありません。
このボケは綺麗だと思いますが生かすのは難しいかもしれません。
F8まで行くと良好な画像が得られます。
またISの効果がはっきりと感じられたのはやはり長めの焦点距離でした。

まとめ


今回は掲示しませんでしたがISをONにした時とOFFにした時の画像の
変化は分かりませんでした。個人的には135mmでIS ONの時、1/15程度までは
見た目にはぶれが分からない画像を得ることができましたので非常に有用だと思います。
(全紙まで伸ばすならば1/15では厳しいとは思いますが)
AFは使ってみると大変便利でした。
 

付記

EOS 7 とEF28〜135mmF3.5〜5.6ISを快く貸してくださった錯様に感謝します。