ミニラボの、カラーネガフィルムの現像に対する
指紋の減少について
はじめに
カラーネガフィルムを現像するのは大変な気力がいります。
撹拌は大変だわ、時間も細かいし、何より
温度管理がプラスマイナス0.5度Cというのは
研究室でなければつくれないとさえ言えます。(大げさ?)
部屋の温度をエアコンで一定にして
手には厚めのゴム手袋をして
それなら何とかなるかもしれませんが
それならどこかのラボに出そう、というのが人情です。
しかしながらラボに出したカラーネガフィルムは往々にして
ラボマンの指紋攻撃を受けます。このダメージは思ったより大きい。
散光式のプリンターだから、もしくはデジタルプリンターだから
関係ないとしても精神的に大変良くありません。経年劣化もするでしょうし。
そこで私yoneはなるべくラボマンの指紋攻撃を受けない方法を考えてみました。
使用機材及び試験条件
ISO100のカラーネガフィルムを3本、同じ条件で撮り
3つのラボに出してみました。
ラボ1:某駅前のYどばしカメラ(大手量販店)
ラボ2:矢張り某駅前のKいでカメラ(中堅量販店)
ラボ3:国道沿いのセブンイレブン
条件1、とりあえず良いラボを探す。
結果 私見による(指紋率の定義=指紋の面積/フィルム全体の面積×100%)
ラボ1:指紋率 25%程度
ラボ2:指紋率 37%以上
ラボ3:指紋率 0%(指紋が認められない。)
条件2、指紋を付けないようにお願いしてラボに渡す。
結果
ラボ1:指紋率 0%(認められず)
ラボ2:指紋率 30%程度(若干の改善効果あり)
ラボ3:指紋率 0%(認められず、但し店員に説明するのは大変)
条件3、ラボマンと仲良くなる
結果
大変な割に効果はあまり期待できず。更にクレームも言いづらくなる。
但し色々便宜を図ってくれるようになるので一長一短。
条件4、付いた指紋を取り除く
無水アルコールやフィルムクリーナー、等で拭くと手間はかかりますが綺麗になります。
しかしとれない指紋もありました。(こんなにべったりさわんなよ〜、と思わず言ってしまいました。)
おまけに傷も付きやすいのでご注意です。
まとめ
コンビニは以外と狙い目かもしれませんよ。渡されるときはフィルムパッケージに
封をしてあってゴミとかも入らなくなっていますし。
ただ何となく食品を扱う場所でフィルムを扱うのは
気持ち悪いですけど。
Yどばしカメラが2番目に良かったか、というところですね。
ただちゃんと言ってあげなければ、ちゃんと仕上がりませんけど。
みなさんもいろんなラボを探してみてくださいね。(掲示板に書いてくれると嬉しいです。)
追記
第2研究室の持主研究員様のご意見です。
コンビニや0円プリントは現像液等の管理方法が杜撰の可能性が高く、
また万一の現像事故等の対応等に心配な点があるそうです。
プリンター(プリントする人)のしっかりしたラボを探すのが良いとのことです。
実は私も0円プリントは怖くて出したことがありません。大切な写真ですからね。
(コンビニプリントはここで初めて出しました)
また他にも
・暇そうな時を見計らって出す。(忙しいと気を使う暇が無くなる)
・写真知識の豊富な店に出す。(一寸高くてもいろいろな注文に対応してくれるので結局お得)
とのことです。
もどるっ!!